家電リサイクル料金の計算 — メーカーで料金が違います

計算ツール

分かる場合は選んでください
入力すると合計を表示します

品目とメーカーを選ぶと、家電リサイクル券センターの公表値からリサイクル料金を表示します。 公表一覧には時点の表示が無いため、料金を一覧と照合した日(2026年9月27日)を示しています。 料金は改定されることがあるので、依頼の前に一覧で確かめてください。

リサイクル料金はメーカーごとに違います

「エアコンのリサイクル料金は990円」といった単一の金額で説明されることが多いのですが、 実際には製造業者等ごとに料金が定められています。

公表一覧を集計すると、品目によってはメーカー間で大きな差があります。

品目もっとも多い料金メーカー間の幅
エアコン990円(36.4%)550円 〜 9,900円
液晶・有機EL・プラズマ式テレビ(大)3,700円(70.2%)2,970円 〜 3,700円
冷蔵庫・冷凍庫(小)5,200円(79.6%)3,740円 〜 5,599円
洗濯機・衣類乾燥機3,300円(69.2%)2,530円 〜 3,300円

エアコンは550円から9,900円まで18倍の開きがあります。 メーカーが分かる場合は、必ず個別の金額をご確認ください。

「収集運搬料金」が別にかかります

家電4品目の処分費用が、RKCの公表するメーカー別リサイクル料金と、小売業者や自治体ごとに異なり全国的な公表のない収集運搬料金の合計になることを示した図
公表されているのは片方だけ

実際に支払う金額は、リサイクル料金+収集運搬料金です。

収集運搬料金は、家電を引き取って指定引取場所まで運ぶための費用で、 小売業者・自治体ごとに異なります。RKC では公表されていないため、 本ツールでも金額は示していません。依頼先に確認した額を入力すると合計を表示します。

目安としては1品目あたり数千円程度ですが、地域や依頼先で幅があります。

処分の方法は3通り

  • 買い替える店に引き取ってもらう … 新しい製品を買う店に依頼します。 小売業者には引取義務があります
  • 買った店に引き取ってもらう … 過去に購入した店にも引取義務があります
  • 指定引取場所へ自分で持ち込む … 郵便局でリサイクル券を購入してから持ち込みます。 収集運搬料金がかからないぶん安くなります

買った店が分からない・廃業している場合は、自治体に相談すると引取業者を案内してもらえます。

対象は4品目だけです

家電リサイクル法の対象は、エアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機の 4品目です。これらは粗大ごみとして出せません。

電子レンジ・掃除機・炊飯器などは対象外で、粗大ごみや小型家電リサイクルの対象になります。 どの制度が適用されるかは粗大ごみに出せるかで判定できます。

料金は改定されます

本ツールのデータは公表一覧から取り込んだものですが、料金は改定されます。 手続きの前に、RKC の公表一覧で最新の金額をご確認ください。

家電リサイクル券の仕組み

家電リサイクル法では、リサイクル券で料金の支払いと運搬を管理します。 2種類あり、処分の方法によって使うものが変わります。

種類使う場面入手先
料金販売店回収方式小売業者に引き取ってもらう小売業者が用意します
料金郵便局振込方式自分で指定引取場所へ持ち込む郵便局で購入

自分で持ち込む場合は、先に郵便局でリサイクル券を購入してから 指定引取場所へ行きます。順序が逆だと受け付けてもらえません。

券の控え(排出者控)は必ず受け取ってください。保管の義務はありませんが、 正しくリサイクルの手順が取られた証明になります(家電製品協会)。控えのお問合せ管理票番号を RKCのサイトの「メーカー引取確認」に入力すると、指定引取場所に引き取られたかを確認できます。

指定引取場所への持ち込み

  • 事前に場所を確認 … 全国に319か所あります(2026年6月現在・家電製品協会)。RKCのサイトで検索できます
  • 受付時間 … 平日のみ、午前中のみといった場所もあります
  • 運搬手段 … 冷蔵庫・洗濯機は重量があります。2人以上で運ぶことをおすすめします
  • 事前の水抜き … 洗濯機・冷蔵庫は水を抜いておきます

収集運搬料金がかからないため数千円安くなりますが、 車の手配と手間がかかります。総合的に判断してください。

製造業者が分からない・存在しない場合

次のような場合は「指定法人」の料金が適用されます。

  • メーカーが倒産・撤退している
  • 輸入品でメーカーが日本国内にない
  • ノーブランド品で製造業者が特定できない

本ツールのメーカー一覧に「指定法人」と表示されるものがこれにあたります。

一覧に自分のメーカーが見当たらないとき

RKCの公表一覧には、金額のかわりに次の2つの記載が入っているメーカーがあります。 これらは自社の料金を持たないため、本ツールのメーカー一覧にも出てきません。 お使いの製品のメーカーが見当たらない場合は、ここに該当していないかご確認ください。

RKCの記載意味該当する主なメーカー
※指定法人 指定法人の料金が適用されます。本ツールでは「指定法人」を選んでください 船井電機、JVCケンウッド、日本ビクター、DXアンテナ、EIZO、オリオン電機、ユニデン、バイ・デザイン、エレクトロラックス・ジャパン など
※承継先をご確認下さい 事業を引き継いだ会社の料金が適用されます。承継先のメーカーを選んでください ナショナル(松下電器産業)、エルジー電子ジャパン、アイワ(2005年製以前)、日立アプライアンス、東芝エルイートレーディング、日本サムスン など

古い製品ほどここに当たりやすくなります。「ナショナル」のロゴが付いた製品は 承継先の確認が必要ですし、ブラウン管テレビのメーカーの多くは指定法人扱いです。

なお同じメーカーでも、品目によって扱いが分かれることがあります。 一部の品目には自社の料金があり、別の品目は指定法人、という形です。 品目ごとに確認してください。

承継先が分からない場合は、購入店か自治体、またはRKCにお問い合わせください。 RKCのサイトではメーカー名・ロゴ・型名の3通りで検索できます。

買い替えなら引取が確実です

新しい製品を購入する店には、同種の古い製品を引き取る義務があります (家電リサイクル法9条)。買い替えのタイミングが、もっとも手間がかかりません。

購入時に引取を依頼すれば、配送と同時に回収してもらえます。 リサイクル料金と収集運搬料金は、購入代金と合わせて支払うのが一般的です。

「大」と「小」はどこで分かれるか

テレビと冷蔵庫には料金の区分があります。境目が1段階違うだけで料金が変わるため、 選択の前に確認してください。

品目小大
ブラウン管式テレビ15型以下16型以上
液晶・有機EL・プラズマ式テレビ15V型以下16V型以上
冷蔵庫・冷凍庫170L以下171L以上
洗濯機・衣類乾燥機区分はありません
エアコン区分はありません

冷蔵庫の内容積は、本体の扉の内側や背面の銘板に表示されています。 外形の大きさではなく、表示されている定格内容積で判定します。 170Lと171Lは見た目でほとんど区別がつかないため、必ず表示をご確認ください。

テレビの「V型」は画面の対角の実寸を表す表示です。 ブラウン管時代の「型」とは測り方が異なりますが、 リサイクル料金の区分としてはどちらも15と16の境目で分かれます。

引越しのときは早めに手配してください

引越しにともなって家電4品目を処分する場合、 引越し業者が当然に引き取ってくれるわけではありません。 家電リサイクル法の引取義務を負うのは小売業者であって、運送業者ではないためです。

引越し業者がリサイクルを取り扱っている場合もありますが、別料金です。 処分が決まっているものは、引越しの前に購入店へ依頼するか、 指定引取場所へ持ち込むほうが確実です。

なお、家電4品目を無許可の業者に引き渡すと、不法投棄につながる場合があります。 依頼先が家電リサイクル券を発行するかどうかを確認してください。 券が発行されない引き取りは、適正な処理が確認できません。

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情報の根拠