粗大ごみに出せるか — 処分ルートの判定

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処分したいものを選ぶと、粗大ごみとして出せるかと、 適用される制度・処分の方法を表示します。

粗大ごみに出せるかは法律で決まります

処分したいものが家電4品目・パソコン・小型家電・適正処理困難物・そのほかのどれに当たるかで、適用される法律と処分方法が5通りに分かれることを示した図
品目ごとに適用される法律が違う

「大きいものは粗大ごみ」と思われがちですが、実際には品目ごとに適用される法律が違い、 粗大ごみとして出せないものがあります。

区分適用される法律粗大ごみ
家電4品目
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機
家電リサイクル法出せない
パソコン
ディスプレイを含む
資源有効利用促進法出せない
小型家電
携帯・カメラ・ゲーム機
小型家電リサイクル法自治体による
自動車 自動車リサイクル法出せない
原付・バイク
原動機付自転車・軽二輪・小型二輪
二輪車リサイクルシステム
(自動車リサイクル法の対象外)
自治体による
適正処理困難物
タイヤ・消火器・ピアノなど
廃棄物処理法多くの自治体で出せない
そのほか
家具・寝具・自転車など
廃棄物処理法(一般廃棄物)出せる

なぜ料金を表示しないのか

粗大ごみの料金は自治体ごとに大きく異なり、全国的な統計は存在しません。 同じ品目でも自治体によって数百円から数千円まで幅があります。

そのため本サイトでは自治体別の料金ページを作っていません。 確かめようのない数値を並べるより、法令で確実に決まる「どの制度に乗るか」を 示すほうが役に立つと考えています。

料金・申込方法・収集日は、お住まいの自治体の案内でご確認ください。

自己搬入すると安くなることが多い

多くの自治体では、処理施設へ自分で運び込むと、戸別収集より安くなります。 無料の自治体もあります。

車で運べる大きさ・重さであれば検討する価値があります。 事前予約が必要な場合が多いので、自治体の案内をご確認ください。

間違えやすいもの

  • パソコン … 粗大ごみではなくメーカー回収です。 PCリサイクルマークがあれば追加費用はかかりません(購入時に支払い済み)
  • 消火器 … 自治体では収集しません。特定窓口・指定引取場所へ持ち込みます
  • ガスボンベ・灯油・塗料 … 中身が残っているものは危険物です。販売店へ
  • 金庫 … 耐火金庫は専門業者へ。手提げ金庫は粗大ごみのことが多いです
  • 自転車 … 粗大ごみに出せますが、防犯登録の抹消を忘れずに

不用品回収業者に依頼するとき

「無料回収」を掲げる業者のなかには、許可を持たない事業者が含まれます。

家庭から出る廃棄物を運搬するには、市町村長の許可が必要です (廃棄物処理法7条1項)。これが一般廃棄物収集運搬業の許可です。 古物商許可や産業廃棄物の許可では、家庭ごみを扱えません。

環境省も、無許可業者への注意を呼びかけています。 依頼する場合は、市区町村の許可を受けているかを確認してください。 自治体のウェブサイトに許可業者の一覧が掲載されていることが多くあります。

まだ使えるものは売る・譲る選択肢もあります

  • リサイクルショップ … 出張査定に対応する店もあります。 製造から5年以内の家電、有名ブランドの家具は値が付きやすいとされます
  • フリマアプリ・ネットオークション … 大型品は送料が高額になるため、 「引き取り限定」で出品する方法があります
  • 自治体のリユース制度 … 不要品を登録して譲り先を探せる仕組みを 持つ自治体があります
  • 寄付 … 福祉団体などが家具・家電を受け入れている場合があります

粗大ごみに出すと処分費用がかかりますが、売れれば逆に収入になります。 時間に余裕があるときは検討する価値があります。

引越しのときの注意

引越しにともなう大量の不用品は、粗大ごみの申込が混み合う3月〜4月に 集中します。この時期は収集日が2〜3週間先になることも珍しくありません。

引越し日が決まったら、早めに申し込むのが実際的です。 間に合わない場合は、処理施設への自己搬入や、引越し業者の引取サービスを検討してください。

解体すれば粗大ごみでなくなることも

多くの自治体では、一辺が30cm(または50cm)を超えるものを粗大ごみとしています。 基準はお住まいの自治体によって異なります。

そのため、木製家具を解体して基準以下にすれば、 可燃ごみとして出せる場合があります。手間はかかりますが費用を抑えられます。

ただし金属やガラスを含むものは分別が必要で、 無理に解体するとけがの危険もあります。自治体の案内をご確認のうえ、 安全に作業できる範囲で判断してください。

粗大ごみの申し込みから収集まで

多くの自治体で、次のような流れになります。

1. 申し込み電話またはインターネットで受付。品目と数量を伝えます
2. 料金の確認品目ごとの手数料と収集日が案内されます
3. 処理券の購入コンビニ・スーパーなどで粗大ごみ処理券を購入します
4. 券を貼る受付番号や氏名を記入し、品物の見やすい位置に貼ります
5. 排出収集日の朝、指定された場所へ出します

申し込みから収集まで1〜2週間かかるのが一般的です。 引越しなど期日がある場合は、余裕をもって申し込んでください。

出せない時間帯・場所にご注意ください

粗大ごみは収集日の朝に出すのが原則です。 前日の夜に出すと、雨に濡れる、持ち去られるといった問題が起きることがあります。

また、集合住宅では共用部分に置けない場合があります。 管理規約や管理会社の指示を確認してください。

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